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不妊症とおすすめの漢方薬


私達の漢方専門店・漢方薬局では、子宝相談を行っています。子宝相談で使われている理論は、中国の漢方理論と西洋医学の理論を組み合わせてできた理論で、月経周期に合わせて服用する漢方薬を変えるスタイルになっています。

「元気な赤ちゃんがほしい 無料漢方相談」を実施しております!!
※ご相談の際は基礎体温表や病院での治療経過等の資料がございましたら、お持ちください。

■中国漢方から考える不妊症
現代の不妊治療の技術は、ひと昔前とは比べものにならないくらい進歩しています。ホルモン剤や排卵誘発剤による治療、人工授精、それでもダメなら体外受精・・・とステップが上がっていきます。

こういった治療を受けて道が開けるカップルもあれば、心の準備ができていないままにどんどんと治療だけが進み、不安や戸惑いを感じる方も多いはずです。

ここでもう一度、考えてみてください。あなたにとって妊娠とはどういった意味をもっているのでしょうか?妊娠するためには何が必要なのでしょうか?

女性の体には「妊娠する力」・「出産する力」は本能として備わっているはずです。

しかしほんの少し何か問題がおこり、うまく妊娠ができないとしたら・・・。

漢方(中医学)では問題となっている原因を取り除き、体の歪みを整え、妊娠しやすい体づくりをすることを目標としています。

まず、基本的な体づくりができていなければ、いくら高度な生殖医療を受けたとしても、失敗を繰り返すことになりかねないのです。

■子宝漢方
月経周期にのメカニズムを中国漢方(中医学)の理論で考え、組み合わせた子宝のための漢方です。

月経周期を大きく4つの時期(月経期・卵胞期・排卵期・黄体期)に分け、それぞれの時期に合わせて漢方薬を飲み分けていきます。そうすることで月経のリズムを取り戻し、体を良い状態に導くことができます。

「子宝漢方」で体づくりができれば、自然妊娠がしやすくなるばかりでなく、西洋医学の治療の補佐的な役目にもなり、成功率を高めることにもつながります。

また子宝漢方を用いたからといって確実に妊娠できるというわけではありませんが、子宝漢方を用いることで以前より体調がよくなったり、将来の妊娠、婦人病予防、更年期を快適に乗り切るといったことにも役立ちます。子宝漢方はどんな女性の方にとっても無駄になることはありません。

■4つの周期
月経期
月経期は不要となった子宮内膜や月経血を完全に排出する時期です。

不要となった子宮内膜が体内に残ると血のめぐりが悪くなる原因になります。この時期は気血のめぐりをよくして(活血理気)月経血を押し出す力を助ける方法をとります。

<代表的な漢方薬>
弓帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)・温経湯(うんけいとう)・逍遥散(しょうようさん)・冠元顆粒(かんげんかりゅう)・加味逍遥散(かみしょうようさん)・血腑逐オ丸(けっぷちくおがん)・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などを使います。

卵胞期
卵胞期は月経後から排卵までの時期で、この時期は卵胞が発育していく時期です。

卵胞をしっかり成長させ、成熟した卵子を作るためには潤い(陰)と血が必要です。補腎養血という方法を使って卵胞の成長を促進させます。

<代表的な漢方薬>
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)・瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)・参茸補血丸(さんじょうほけつがん)・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などを使います。

排卵期
排卵期は卵胞膜を破って卵子が飛び出す時期です。

スムーズに排卵させるためには気血がきちんとめぐっていなければなりません。ここでは助陽理気と活血促排卵という方法を用いて、スムーズな排卵を促します。

<代表的な漢方薬>
冠元顆粒(かんげんかりゅう)・血腑逐オ丸(けっぷちくおがん)などを使います。


黄体期
黄体期は体温が上昇し、子宮内膜の分泌を促進させ、受精卵が着床しやすくするための準備期間です。

基本的には温める補陽が必要です。さらに受精卵に十分な栄養を送り込むために補腎薬を使います。

<代表的な漢方薬>
参茸補血丸(さんじょうほけつがん)・双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)帰脾湯(きひとう)・瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)などを使います。

PMS(月経前症候群)がある場合は逍遥散(しょうようさん)・加味逍遥散(かみしょうようさん)・開気丸(かいきがん)など使います。

■ご予算
ご予算:15日分で4,000円〜15,000円ぐらい

■心のケア
妊娠には心と体のバランスがとても大切です!!生活環境におけるストレス、周りからの「あかちゃんはまだ?」といった心ない言葉に傷ついたり、「妊娠しないといけない!」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまったり・・・。

中国漢方ではこういったストレスが「血」や「気」を消耗すると考えます。また、精神的な緊張が続くと体にも悪影響をおよぼして、子宮や卵管までもが緊張した状態になり、動きや血液循環が悪くなります。

こういった状況を回避することは「体づくり」と同じくらい大切です。私達は少しでも不安や戸惑いを緩和していただけるよう努めています。


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